昔から言霊って言葉あるよね。言葉には魂があって、悪い言葉は災いを、良い言葉は福を呼ぶ。ってことだけど、迷信のようで、実は科学的にも理に適ってるんだ。
どういうことかって言うと、なんとビックリ!心は言葉から出来ているのです!言葉があるから心があるって言った方がいいかも。言葉は、単に記号ってことじゃなくて、心を作っているって、最新の脳科学で分かってきたんだ。イルカなんかも言葉でコミュニケーションとってるけど、多様な音を出せないから、アレは伝えるだけの記号的役割。これは驚きだよね。詳しくは、「進化しすぎた脳」って本を読んだ貰ったら分かります。
そう考えると、否定的な言葉ばかり言ってる人って、心も否定的になる。心が思ってるから言葉になるんじゃなくて、否定的な言葉を話すから、その人そのものが否定的になっちゃう。あ~面白くない。仕事は辛い。老後が心配だ。なんてね。
だからさ、言葉を変えて見ればいいんだよ。あ~面白い!仕事は楽しい!精一杯生きよう!とかさ。無理やりにでも言ってると、脳は、楽しいことを探したり、仕事にやりがいを見つけたり、小さなことに幸せを見つけたり、勝手にしてくれるんだよね。
まずは言葉ありき。簡単だよね。
もっと話しちゃうと、マイナス思考って実は、本能なんだ。生きて行く為の防御本能。
ほっといたら、人の欠点ばかりに目が行ったり、悪いようにならないようにばかり考えて悩む。自分に危険が及ばないように、自分の種族を残す為に自分だけよければいい!って考えちゃう。本能的に見れば、人は集合体で生きるよりは、個として生きるタイプ。
でも僕らは、集として生きているわけだから、プラス思考や肯定的に生きるには、訓練がいるのです。人の長所を見つける訓練。楽しく生きる訓練。前向きに考える訓練。
たまに、人をとても愉快な気持ちにしてくれて、いつもニコニコしてる人っているんだよね。そんな人を見てると、頭が下がるよ。でも、そんな素敵な人を見ても、「悩みなくていいね」。とか言う人いるけど、そうじゃなくて、考えてやってんだよ。ある時、人のいいところ探して、楽しく生きよう!って気付いてやってるんだよね。悩んでる人の方が、本当は何も考えてないの。だって、ほっときゃ悩むんだから。
ほったらかしにすれば、人生もったいないよ。
言葉に始まり、言葉に終わる。
大切なことだね。